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トヨタジュニアゴルフ女子 飯島早織、荒木優奈、馬場咲希の最強トリオ「チーム力は一番」

初日はやや不満の残るプレーとなった馬場咲希(写真:大会提供)

<トヨタジュニアゴルフワールドカップ 初日◇20日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6843ヤード・パー71(男子)、6130ヤード・パー72(女子)>

「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」(6 月 20 ~ 23 日)初日のプレーが終了し、馬場咲希、飯島早織、荒木優奈の3人で参戦している女子日本チームがトータル12アンダーで首位に立った。

注目の馬場は1アンダー・「71」で個人成績では9位タイにつける。先週の「日本女子アマ」にも出場し、ハードスケジュールをこなすが、本人はいたって普通で、「なんかあんまり疲れていなくて、女子アマの最終日もいい感じで回れていたので、そこからこっちに来れて、不安な感じもなくプレーできている」と体調面に不安はない。好調の荒木、飯島については「ふたりはいい感じっていうのを聞いていたので、とりあえず任せて自分は自分で今できる最高のプレーをしようと思っていました」と、余裕すら感じさせるコメント。

チームの雰囲気についても「そうですね、すごい楽しいです。チーム力は一番の自信あるくらい仲がいいです」と太鼓判を押す。最後に、明日以降のプレーについて聞かれると、「今日は変な感じで終わっちゃったんで、あと3日でどこかで貢献できたらいいなって思います」と、やや不満が残る内容に納得はしていない。

日本チームを引っ張る原動力として躍動したのが、先週の日本女子アマで優勝した飯島と荒木のふたり。ともに初日のベストスコア6アンダー・「66」を叩き出した。飯島は「前半の出だしから12から13メートルぐらいのロングパットが入って、それで結構流れがよくて」と話した通り、8アンダーの猛攻をみせる。

随所でみせたショットの出来も良かったが、「ビッグスコアがでたのは、やっぱパターが入ってくれたおかげなのかなって」と飯島。好調のパッティングだが、「先週打ち切れなかった分、今回はしっかり打ち切れたのかなと思います」と力強く語った。

さらに、飯島と同スコアでプレーした荒木優奈は、「先週の日本女子アマが悪かったので、チーム戦ということもあって 2 人がいるので安心しながら回って、練習よりも全然いい感じで回れました」と、チーム戦の安心感を会心のラウンドにつなげた。さらに「ショットの方が 100ヤード 以内でチャンスについていたのが良かったのかなと思います」とショット、パットともに及第点をつけた。

2位とは6打差と、2日目以降に向け大量リードの予感も漂う。飯島、荒木がいい流れを作り、馬場に本来のプレーが戻れば、チームとしての体制は盤石。国の威信をかけた戦いで日本女子ジュニアの底力をみせる。

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