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尾関彩美悠の正確ドローの秘密 「腰は“回す”のでなく“切り上げる”」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

尾関は股関節をタテに切り上げる意識で打っている(撮影:ALBA)

正確なドローボールを武器に2022年にルーキーシーズンながら初優勝を飾った尾関彩美悠。「ドローを打つ際に大事にしているのが、ダウンスイングで胸を右に向けながら左に踏み込む姿勢です」と語る。そのために普段練習していることを、ゴルフ雑誌ALBA859号のなかで明かしている。

尾関はスエー防止のために、ヒザの外側にクラブを当てて打つ【写真】

「私がインからクラブを下ろしてドローを打つために大事にしているのが、ダウンスイングで胸を右に向けたまま左足で踏み込む姿勢。上体が左に突っ込むと、カット打ちになってしまうからです。そのために意識しているのは股関節の使い方です」

尾崎は腰を回すイメージは持っていない。「バックスイングでもダウンスイングでも、左右の股関節をタテに切り上げるようにしてお尻を引く。そうすれば軸を保って振れるので、胸を右に向けたまま下半身から切り返せます」と話す。

「腰を回せ」とよくレッスンで言われるが、「それだと左にスエーしてしまい、上体が突っ込むので注意しています」。また、「体重移動を意識し過ぎるのも軸ブレしてミスの原因になる」と、股関節をタテに切り上げる意識に行き着いた。

そんな尾関は、スエーを防ぐために、ヒザの外側にクラブを当ててボールを打つ練習を行っている。「ヒザがアドレスの位置からヒザが少しも流れないようにして打ちます。両足の内側で踏ん張ると、股関節をタテに切り上げる動きもできるようになりました」。7歳からゴルフをはじめ、まだ19歳と若いが、その練習法は意外と古典的だった。

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