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19歳でツアー初優勝を挙げた尾関彩美悠「3秒ストップ打ち」でインサイドから下ろす | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

来年も活躍が期待される19歳の尾関彩美悠(撮影:ALBA)

今季ツアールーキーながら初優勝を飾った尾関彩美悠。平均240ヤードを超えるドライバーショットが持ち味だが、「ドローを打つために大事にしているのがトップの形で、そのために3秒ストップ打ちをよく行います」という。その内容について、現在発売中のゴルフ雑誌ALBA859号の取材のなかで語っている。

トップで3秒待ってから打つと、インサイドから下ろせる【写真】

「コーチである父に言われていつも確認しているのが、トップでのシャフトの向き。トップでシャフトが飛球線より右を向いている場合、右ワキが空いた形なのでクラブが遠回りしてカット打ちになりやすい。それに対しクラブが飛球線と平行の場合は、インから下ろせてドローが打てます」

その形を作るために意識しているのが、いわゆる“出前持ち”の形。トップで右ヒジが地面を向いて右ワキが締まった形なら、シャフトは飛球線と平行になりやすい。それをマスターするために3秒ストップ打ちドリルをしているという。

「トップで右ヒジの形を意識しながら3秒待ってから打つ練習で、上体を右に向けながら左足を踏み込む動きも覚えられます。トップで右ヒジが締まっているから、シャフトが飛球線と平行かなどをチェックしながら、ドライバーで打ちますね」

トップで完全に止まることで、上半身ではなく下半身から切り返しやすくなるので、インから下ろしやすくなる。また、トップの形が崩れた際は、剣道のメーンのように手元を頭上に上げてから、上体を右に回してトップの形をチェックする。ボールがつかまらないという人は、尾関が実践する3秒ストップ打ちドリルを行ってみはどうだろうか?

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