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バンカーから約7割セーブ グリーン周りで抜群の強さを見せた男【22男子スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

バンカー王は星野陸也(撮影:GettyImages)

今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はサンドセーブ率部門。

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サンドセーブ率はグリーンサイドのバンカーに入ってから2打かそれより少ない打数でカップインする確率。ガードバンカーからどれだけ寄せワンできたかだ。プロでもピンに近いところから下り傾斜に打っていくバンカーから寄せるのは難しい。だから、バンカーショットの技術に加え、入れても寄せやすいバンカーを見極めて攻めていくマネジメント力も必要となる。

プロでも5割寄せワンできれば50位以内に入るサンドセーブ率で、今季『68.421%』の高確率で1位となったのは、賞金ランキング2位の星野陸也。「自分に足りないものは何かと考えた」と、昨季の『56.150%』(9位)から大きく数値を上げて、サンドセーブ率のタイトルを初めて獲得した。

星野はパーオンを逃したホールで、パーかそれよりも良いスコアを獲得するリカバリー率でも『70.1461%』で1位。バンカーショット以外のアプローチも上手い。また、星野はバーディ率と平均ストロークでも1位となっており、グリーンを外してもパーを獲れるというウェッジショットへの自信が好成績につながったと言えるだろう。

【2022年サンドセーブ率 トップ10】
1位:星野陸也 68.421%
2位:片岡尚之 64.394%
3位:金庚泰 64.103%
4位:手嶋多一 62.222%
5位:大槻智春 61.905%
6位:杉本エリック 61.039%
7位:G・チャルングン 60.606%
8位:竹安俊也 60.241%
9位:岡田絃希 60.000%
9位:池村寛世 60.000%

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