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右ヒジを体につけたまま振り下ろし“インパクトの剛性”を高めた安定ショットで魅せる 西村優菜【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

西村優菜のドライバースイングをコマ送りでお届け(撮影:佐々木啓)

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。

曲がらないスイングの鍵は“右ヒジ” 西村優菜のドライバースイング【連続写真】

今回はメルセデスポイントランキングで5位の西村優菜のスイングを解説。今年は「ニッポンハムレディスクラシック」と「ニチレイレディス」で2勝し、通算6勝を挙げている。出場試合数は30試合で、トップ10回数は13回。スタッツではパーセーブ率3位を記録し、安定感を魅せた。

そんな安定感ある西村のスイングを石井は、「曲がらないですよね〜。コンディションに左右されないスイングをしています」と話した。

「ショットが曲がりやすい動作といえば、ダウンスイングのときに右ヒジが体から離れてクラブが返りやすくなることです。西村さんは、右ヒジが右ワキにピタっとついた状態をキープして、体の回転を使ってインパクトを迎えています。その動きによって、ショットの方向性が安定しているんです」と、石井。

スイングは回転運動。クラブが円を描くように動き、遠心力によって右ヒジが外から下りてきやすくなるが、それに力の方向性に抗って耐えることで、ショットを安定させているのだ。

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