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男子版“黄金世代”のショットメーカーが、歴代最高の75%超えでパーオン率賞を獲得【22男子スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

高いショット力で『パーオン率賞』を初受賞(撮影:GettyImages)

今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はパーオン率部門。

飛距離と正確性を両立! 桂川有人のスイング【連続写真】

今季のパーオン率1位に輝いたのは98年度生まれの24歳、桂川有人。畑岡奈紗、渋野日向子らと同い年の男子版“黄金世代”で、ほかには金谷拓実、大西魁斗、清水大成、木村太一らがいる。桂川はルーキーシーズンとなった今年、精度の高いフェードボールを武器に大活躍。開幕戦でいきなり単独2位に入ると、3戦目の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」でツアー初優勝を挙げた。

賞金ランキングでは5位に入り、今年台頭してきた20代前半の選手たちをけん引する存在となった。そんな桂川のパーオン率は『75.585%』。4ホールに3度はパーオンする計算で、記録が残る1985年以降では歴代最高の数値となる。

その活躍は日本だけにとどまらず、7月に出場した初めてのメジャー「全英オープン」では、日本勢最高位の47位タイに入った。来季はシード権を持つアジアンツアーや、米下部のコーンフェリー・ツアーへ積極的に出場する予定で、それらを踏み台にして世界最高峰の米PGAツアーを目指すことになる。

【2022年パーオン率 トップ10】
1位:桂川有人 75.585%
2位:久常涼 73.519%
3位:小平智 72.685%
4位:木下稜介 72.222%
5位:河本力 71.801%
6位:稲森佑貴 71.618%
7位:張棟圭 71.481%
8位:比嘉一貴 71.014%
9位:佐藤大平 70.794%
10位:大槻智春 70.508%

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