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0.01%でパーオン率1位を逃した稲見萌寧 復活のカギは「筋トレで精度を上げる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“絶対女王”復活へ 稲見萌寧が挙げた課題は?(撮影:ALBA編集部)(撮影:ALBA)

今シーズン2勝を挙げてメルセデス・ランキングは3位で終えた稲見萌寧。今季の戦いについて振り返ったうえ、来季への目標を語ってもらった。

美しい…稲見萌寧のミドルキック【写真】

「今年の成績は全然満足していないです。ショットの精度が良くなかった。右へも左へもミスが出ていたので、反省点の多い年ですね。あえて良かった点を挙げるなら、ショットの精度が良くなかったのに、なんとかカバーして2勝できて、メルセデス・ランキング3位に入ったところ。ショットの精度を来年は上げないといけないし、安定させたいです」

ショットメーカーである稲見にとって、一番大事にしているスタッツが“パーオン率”。2019年は78.2079%でツアー歴代最高記録をマークし、20-21年シーズンは75.7688%でタイトルを防衛した。しかし今季は75.1389%で、1位にわずか0.015%足りなかった。

「パーオン率1位にこだわっているし、常に取りたいと思っています。わずかに足りず今年は届かなかったですが、それを取り戻すためには、筋力が課題だと思います。今年は(昨年から悩まされた腰痛や左手首痛の)ケガでトレーニングが全然できなかったので、それをオフでしっかりやりたいです。体全体に筋力をつけたいですね」。父・了さんも、9勝を挙げて賞金女王になった昨シーズンに筋力を増やしたことでショットが断然安定するようになった、と語っている。

稲見といえば、プロ入り1年目の頃は、1日10時間以上練習することで有名だったが、その姿勢は現在も変わっていない。「オフの楽しみはないです。オフの時間は特にないですし、どこも行かないですね。時間があったら寝てるくらい(笑)。ゴルフの練習をしていると思います。トレーニングも合わせたら10時間以上やっているかも(笑)。練習量は落としたくないですし、それを保つようにしていますね」

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