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メジャーでツアー初優勝 19歳のはんなり京女・川崎春花が新人最上位で獲得【初シード選手の顔ぶれ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2022年の女子プロNo.1に輝き、川崎春花が一躍人気に(撮影:佐々木啓)

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は川崎春花。

同期が集まるとこの笑顔【集合写真】

今年、一躍脚光を浴びた川崎は、昨年11月の最終プロテストに合格したばかりの19歳だ。大阪学院大学高出身だが、おっとり口調の“はんなり春ちゃん”は京娘。京都府京都市出身で、ふんわりとした愛くるしい見た目もまさしく京女そのもの。

QTランキングは62位からスタートし、シーズン序盤は下部のステップ・アップ・ツアーが主戦場。「前半は苦しくて、自分が想像していたようなプロゴルファーの生活、成績ではなかった」と、プロ生活のスタートは苦しい門出だった。

だが、8月に一変。下部の「山陰ご縁むす美レディース」でプロ初優勝を飾ると、9月の国内メジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で優勝。10代でのメジャー制覇など、記録ずくめの快挙Vを成し遂げた。

そして、高額賞金大会でも知られる10月「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で、あっという間に2勝目を達成した。出場試合数はほかのシード選手よりもはるかに少ない21試合。規定ラウンド数を満たしていないため、各スタッツのランキングからは除外されているほどだ。それでもMRは15位、年間獲得賞金はおよそ9200万円で8位にランクイン。ともにルーキー最上位で、シード選手の仲間入りを果たした。

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