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“中国国民のスイートハート”は、参戦6年目で念願の初優勝&シード両つかみ【初シード選手の顔ぶれ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

涙の初Vで、優勝カップにキスするユウティン(撮影:福田文平)

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回はセキ・ユウティン

来日当初のユウティン【写真】

中国人の両親から生まれたユウティンは、実は福井県出身。5歳まで日本で育ち、中国でゴルフを始める。アマチュアで36勝を挙げて14年にプロ転向を果たすと、18歳だった16年に中国ツアーで初優勝を飾り賞金女王戴冠。翌17年から日本ツアーに本格参戦した。だが、32試合に出場したものの予選落ちが17 試合を占め、賞金ランキングは78位。シード権獲得とはならなかった。

TP単年登録者として戦っていたが、その制度の廃止に伴いプロテストを受験。19年に合格を果たし、同年の下部ステップ・アップ・ツアー「日医工女子オープン」で優勝、翌年「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」では安田祐香らを抑えてルーキーNo.1に輝いた。それでも、シード獲得は叶えられていなかった。

だが20-21年シーズンを終えて、筋力トレーニングで肉体改造に励み、スイングを大きくチェンジ。トップで左足をわずかに上げる“一本足打法”でドライバー飛距離は224.83ヤード(81位)から245.26ヤード(14位)に大きく伸ばした。トータルドライビングは87→24位、パーオン率も62→18位に順位を上げ、ボールストライキングは18位までジャンプアップ。もともとは苦手だった飛距離を、自身のアドバンテージにしていった。

そしてQTランキング42位から始まった今シーズンは、6月「宮里藍 サントリーレディス」で7位に入り、リランキングは37位と微アップ。そして9月「ゴルフ5レディス」で最終日にイーグルを奪う「66」のチャージをみせると、吉田優利と並んで勝負はプレーオフに突入。2ホール目にバーディを獲ってユウティンに軍配。悲願のツアー初優勝、そしてシード権を一気に獲得した。

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