古江彩佳が米国に持ち込む“和の心” 1月開幕の来季へ意気込み「今年の自分を超えられるように」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
古江彩佳が“新人セミナー”に参加した(撮影:ALBA)
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、13日から4日間の日程で選手、ティーチングプロ向けの新人セミナーを実施している。2年間出ることが義務付けられているセミナーには、米国ツアー予選会(Qシリーズ)出場のために昨年の講義を欠席した古江彩佳も参加。「自分に足りない言葉づかいや、姿勢などを確認できた」と、社会人としての振る舞いを再確認した。
「年を取ったな(笑)」とすっかり後輩が多くなった会場だが、新たな発見も多かった様子。特に気になったのが、細かい所作。「指先まで伸ばしたり、おじぎの仕方も一度(動きを)止めてから(頭を)下げるとか意識すればできると思うし、やっていきたい」と、今後に生かしていく。この“おじぎ”は、現在主戦場にする米国にはない文化。「今も18ホールを終えるとおじぎはするけど、改めていいことだなと思いました」。“和の心”は今後も大事にしていきたい部分だ。
日米ツアーで1勝ずつ挙げるなど、めまぐるしい1年を過ごした。特に印象に残ったのが、決勝まで進み準優勝した5月の「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」と、初優勝した7月の「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」だという。後者は専属キャディを務めるマイク・スコット氏の地元での勝利。「それは印象に残ってますね」と、よろこびも2倍だった。
11月に出場した国内ツアー今季最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を終えた後も、スポンサーへの挨拶回りなど忙しい時間を過ごしている。その合間にも調整も忘れず、前日12日までは日本ゴルフ協会(JGA)が行ったナショナルチーム合宿にも参加した。「スイングでチェンジする部分が見つかった」など、来季に向けての収穫も多い「1.5日」になった。
そこではアマチュア時代に指導を受けたガレス・ジョーンズ氏からのアドバイスも。「パターではフォロースルーが伸びていたので、しっかり止められるように。お腹を意識したストロークを」と、グリーン上での気づきもあったという。
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