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ステップもレギュラーも新人一番乗り! 岩井千怜は初優勝→2週連続Vの離れ業【初シード選手の顔ぶれ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

軽井沢戦で涙のレギュラー初優勝を遂げた(撮影:上山敬太)

“メルセデス元年”と呼ばれシード争いがメルセデス・ランキング(MR)に一本化された2022年。全38試合が行われ、50位以内に入った選手には来季のフル出場権が与えられた。来年を彩る新たな精鋭たちはどのようなプレーヤーなのか。初めてシードを獲得した選手を紹介していく。今回は岩井千怜(ちさと)。

岩井千怜のドライバースイング【写真】

21年6月、コロナ禍で半年遅れた最終プロテストに、双子の姉・明愛(あきえ)とともに一発合格。同年9月には下部のステップ・アップ・ツアー「カストロールレディース」で、“ルーキー一番乗り”でツアー初優勝。翌週には明愛が下部ツアーで初優勝を飾り、姉妹2週連続Vと勢いあるスタートダッシュを切った。

だが、ツアー本格参戦を果たそうというところでQTに“失敗”し、ランキング90位から今季をスタート。下部ツアーが主戦場となっていた。だが、主催者推薦選考会(マンデートーナメント)にも積極的に挑み、限られたレギュラーの試合で着実に成績を残していった。

第1回リランキングを33位で突破して中盤戦の出場資格を得ると、8月「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、新人一番乗りでレギュラーツアー初優勝。さらには次戦の「CAT Ladies」も制し、史上3人目となる初優勝からの2週連続Vという偉業を成し遂げた。

その直後は、「めちゃくちゃしんどかった」と4戦連続予選落ちも経験したが、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で6位タイ。そこから最終戦まで安定したプレーで、ツアー2勝という肩書とともに、MR17位で初シード権獲得。優勝こそ叶わなかったものの、明愛もMR40位で初シード権を手にして、本格参戦1年目ながら史上初の姉妹同一年シード入りを果たした。

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