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マキロイの元エージェントが『LIVゴルフ』を称賛! 一方で「PGAツアーはごう慢」と非難も | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アンドリュー・“チャビー”・チャンドラー氏(撮影:GettyImages)

反『LIVゴルフ』の急先鋒、ローリー・マキロイ(北アイルランド)の元エージェントを務めたアンドリュー・“チャビー”・チャンドラー氏が英国の大衆紙、「ザ・ミラー」のインタビューに応え、「LIVゴルフ」を称賛、一方で「PGAツアーはごう慢だ」と非難した。

2011年の全米オープンで優勝したマキロイとチャンドラー氏【写真】

“チャビー”の愛称で親しまれているチャンドラー氏は、ダレン・クラーク(北アイルランド)の長年のエージェントを務める。現在LIVゴルフでプレーするリー・ウェストウッド(イングランド)、ルイ・ウーストハウゼンチャール・シュワーツェル(ともに南アフリカ)らも同氏の会社、インターナショナル・スポーツ・マネージメントの所属だったこともある。

チャンドラー氏は「ここ15〜20年間、なぜ誰も新しいリーグを作らないのか不思議に思っていた」とし、「ずっと木〜日曜日の72ホールのストロークプレーはつまらない」と持論を展開。また、サウジアラビアの政府系ファンドが巨額のオイルマネーを投資ししていることについては「“スポーツウォッシュング”と呼ばれるが、スポーツを通じて彼らの国を変えることが、そんなに悪いことだとは思わない」と主張した。

そして、PGAツアーとの対立に関しては、「これだけの大金をゴルフに投資する『LIVゴルフ』と話し合いを持つべきだった」とし、PGAツアーの対応を「とてもごう慢だ」と非難した。チャンドラー氏とマキロイは2011年に別離。マキロイは当時その理由を「チャンドラー氏と自身の将来目指すものとの方向が違った」と話した。

欧州ツアーと米ツアーで戦っていたマキロイは2010年、チャンドラー氏の勧めでPGAツアーのメンバーシップを放棄し、同年の「ザ・プレーヤーズ選手権」に出場しなかったことを「とても後悔している」と後に語っている。マキロイは現在も米PGAツアーと欧州のDPワールドツアーの2ツアーで戦い、2022年は両ツアーで“年間王者”に輝いた。(文・武川玲子=米国在住)

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