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この選手は米ツアー向きだ! 勝みなみに対して出遅れた“初日”に思った理由【記者の目】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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思いがけない音の中でショットした直後の表情 動じない勝みなみの活躍に期待

思いがけない音の中でショットした直後の表情 動じない勝みなみの活躍に期待(撮影:ALBA)

100名が8日間144ホールを行い、45位以上にツアーメンバーとなる権利が与えられる「Qシリーズ」、そして20位以上であれば来季多くの試合の出場権を得られる戦いは前半戦が終わった。3人の日本勢が出場するなか、日本勢最上位となる17位タイにつけているのが勝みなみである。

前半戦最終日の勝みなみのハイライト【動画】

勝は2日目を終えて53位タイ。カットライン(70位まで)が気になる位置での戦いを強いられたが、3日目、4日目の2日間で9つもスコアを伸ばす猛チャージ。一気に圏内へと入った。その爆発力こそ最大の武器だが、結果論ではなく初日の、しかも早い段階で米ツアーに向いているのではないかと感じていた。

それはスタートしてすぐの2番ホール(パー3)。1ホール目をパーとしたものの、まだまだ始まってすぐ。雰囲気にも慣れない状況でのティショットだった。勝がアドレスに入ったときに各組についているスコアラーのトランシーバーの音が鳴ってしまったのだ。

筆者もすぐ近くにいたが決して小さな音ではなかった。だが、勝は気にしたそぶりも見せずそのまま振り抜き、ピンに絡めるナイスショットを放ったのだ。

「これはすごいな」と思ったと同時に米ツアー向きだなと感じた。今季6試合米国女子ツアーを取材させてもらったが、今年も「TOTOジャパンクラシック」で日本に来た選手たちが「日本のマナーは素晴らしい」と口をそろえて言うように、どうしても日本ツアーよりも米ツアーのほうが物音をはじめ音が鳴るケースは多いように感じる。そのような場面でいちいちイラ立ったり、気にしてプレーが乱れてはダメなのだ。

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