“レギュラーツアー生還”に涙する選手も　トップ通過の若林舞衣子のオフは「子供との時間も大切に」【QTの明と暗】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 若林舞衣子 -11 2 木下彩 -10 3 フェービー・ヤオ -8 4 荒川怜郁 -8 5 石川明日香 -8 6 葭葉ルミ -7 7 神谷そら -7 8 浜崎未来 -7 9 仲宗根澄香 -7 10 奥山友梨 -6 順位の続きを見る

ママは強し！ 堂々トップでQTを突破した若林舞衣子（撮影：福田文平）

＜JLPGA ファイナルQT 最終日◇2日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部（岡山県）◇6442ヤード・パー72＞

今季メルセデス・ランキング88位でシードを喪失した若林舞衣子が、トータル11アンダーでQT1位通過を果たした。4日間トップを守る貫禄のゴルフで試練を乗り越え、次はシード復帰を目指していく。

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「来年の出場権を獲ることが一番だったので、ホッとしてます」。最終日はボギー3つを叩いてパープレーだったが、“前半戦フル出場権”を目指す戦いでのこの結果に気持ちは軽い。

産休制度を利用した2018年を除くと、今年は14年以来のシード喪失となった。「今回が3回目（のQT）だけど、1番気持ちに余裕が持てた。いろんな経験をしてきてよかった」。このあいだに2勝を挙げたほか、結婚、出産、育児とゴルフ以外でも変化が大きく、それがここでも生きてきた。

シーズン終盤からQTの準備も進めながら、QT前には「子供との時間も大切」と3歳になった愛息・龍之介くんの育児にも奮闘。こうして迎えた大一番で好結果を出した。オフは体力面の強化を第一に取り組みながら、「息子との時間はシーズン中は少ない。旅行に行ったり年末に（地元の）新潟に帰ったり、そういう時間を思いっきり楽しみたい」とママとしても満喫するつもりだ。