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「精神的にきつい」西村優菜を悩ませる米国のフェアウェイ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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西村優菜が持ち味生かして浮上を狙う(撮影:ALBA)
<LPGA Qシリーズ(前半) 2日目◇1日◇RTJマグノリア・グローブGC(米アラバマ州)>
初日に1オーバーの61位タイとやや出遅れた西村優菜だったが、クロッシングズコースを回った2日目は4バーディ・2ボギーとスコアを2つ伸ばしてトータル1アンダー・53位タイに浮上。それでもホールアウト後には「精神的にきつい」と本音が漏れた。
理由はRTJマグノリア・グローブGCのフェアウェイにある。もともと長めの芝に水曜日の朝に来た嵐も加わってランがほとんど出ない状態。これがキャリーの飛距離の出ない西村にはモロに影響する。初日に回ったフォールズコースのパー4でアイアンを握れたのはわずかに1度、この日は「握れなかった」と長いクラブでの戦いを余儀なくされた。
「昨日よりはショットがマシだった」と我慢できるようにはなった。だからといって、きついものはきつい。それでも、「とにかくチャンスを待とう」と粘りに粘ってパー5で3つ、パー3で1つと「アイアン、それかユーティリティで打てるところ」で何とかバーディを重ねてアンダーパーまで戻すあたりはさすがというほかない。
この戦いが3日目以降への活路となりそうだ。西村は今季日本ツアーでパー3平均スコアが年間女王・山下美夢有を差し置いて堂々1位(2.8908)。初日の最初に奪ったバーディも2番パー3で3メートルにつけてのもので、この日も8番パー3でピンに絡めてバーディを奪取。2番、17番も決められなかったがピンに絡めており、パー4が苦しいぶん、パー5だけでなくパー3でもチャンスメイクすることが、さらに浮上するためのカギとなりそうだ。
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