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山下美夢有さんの強さの底にあるものと、西郷真央さんの踏ん張り 女子ツアー2022年シーズンを振り返って【原田香里のゴルフ未来会議】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

フラワーシャワーを浴びる山下美夢有(撮影:佐々木啓)

ゴルフを愛するみなさん、こんにちは。原田香里です。9カ月の長い長い女子ツアーのシーズンが終わりました。年間女王タイトルをすでに決めていた山下美夢有さんと、勝みなみさんのプレーオフになった最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップも素晴らしい試合でしたね。

まさにお手本! 山下美夢有は片手→片手→両手打ちで調整【動画】

最後は上からの難しいバーディパットを決めてシーズン5勝目を挙げた山下さんは、本当にすごかったですね。勝利数もそうですが、平均ストローク69.9714という数字は、シーズンを通して安定したプレーをしていたことを証明しています。

2019年の申ジエさん(69.9379)には及びませんが、史上2番目の平均ストローク。「日本人として初めての60台」といわれる数字は胸を張っていいものだと思います。

日本では単に”平均ストロークNo.1“といわれていますが、米女子ツアーではベアトロフィ、米男子ツアーではバードントロフィと呼ばれるほどの名誉であり、選手たちが目標にするのが平均ストロークNo.1です。

データが今のように詳細でなかった私の現役時代でも、平均ストロークのいい選手は強かったものです。私は、現在のようにスタッツがたくさん出ていなかったので、詳しく分析するようなことはしませんでしたが、大叩きをしないようにプレーしていたことで平均的なスコアがよくなる、ということは感じていました。

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