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ツアー最終戦でスギ100%木製観戦スタンドが“デビュー” 青木瀬令奈、原英莉花らお披露目式出席 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

木製スタンドでポージングするブライトナーの面々 左から吉田優利、原英莉花、青木瀬令奈、勝みなみ、申ジエ、大里桃子(撮影:佐々木啓)

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇22日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>

これで38試合目となる今季の国内女子ツアーもいよいよ最終戦。その舞台で、木製観戦スタンドが“デビュー”する。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は開幕2日前となる22日(火)、木製観戦スタンドお披露目式を実施され、宮崎県知事・河野俊嗣氏、JLPGA会長・小林浩美氏、青木瀬令奈らJLPGAブライトナーの6選手が出席した。

18番グリーンのスタンドももちろん木製【写真】

この木製観戦スタンドは、今大会では1番のティイングエリア、18番のグリーン周り、そしてドライビングレンジ後方の計3カ所に設置されている。従来のアルミ金属製に代わり、生産量日本一を誇る宮崎県産のスギ材を100%使用。2050年カーボンニュートラル実現に向けたJLPGAツアーのSDGs推進プロジェクトの一環として、宮崎県、株式会社リコー、宮崎ゴルフ株式会社、耳川広域森林組合、JLPGAの5団体によって制作が行われ、導入された。

不均質な地盤に対してどのように建てるかを計算し、さらには再利用性を考慮。日本建築において多く採用されてきた仕口や継ぎ手が用いられており、一度組み立てたものを解体し、再度利用することが可能だという。小林会長は「CO2削減に向けてトーナメントでできることを、これからも取り組んでいきたい。本大会を起点として、他の大会でも再利用を検討し、更なる社会貢献に頑張ってまいります」と、来期以降の継続的な使用についてもコメントした。

選手からも好評な様子で、興味津々。青木は「なんだろうこのいい香りは…というのが第一印象」と、目よりも先に鼻で楽しんだ。同様に大里桃子は「木の香りがしてすごくほっこりして落ち着いた感じ」、原英莉花も「高級感のある、新築のような香り」と話した。

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