比嘉一貴が賞金王戴冠に向け単独首位で最終日へ ドライバーに不安も雨が手助け | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 比嘉一貴 -14 2 大槻智春 -12 佐藤大平 -12 M・ペレイラ -12 5 清水大成 -10 6 小平智 -9 キム・ジュヒョン -9 桂川有人 -9 9 堀川未来夢 -8 星野陸也 -8 順位の続きを見る
比嘉一貴がシーズン4勝目に大手(撮影:米山聡明)
<ダンロップフェニックス 3日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>
今季3勝を挙げ、賞金ランキング1位を走る比嘉一貴が、憧れの大会での初優勝と賞金王戴冠に近づく一日となった。首位と3打差の3位タイから出たこの日は、一日中雨が降るなか、6バーディ・ボギーなしの「65」でラウンド。トータル14アンダーまで伸ばして2位に2打差の単独首位に立った。
日本オープンで2位に入って以後3戦は、20位前後の試合が続いている。「ティショットに不安がある。ウェッジからフェアウェイウッドまではいいんですけど、ドライバーだけが…」原因はわからず今週もその不安はぬぐえていない。
この日は雨で地面がやわらかくなったことが救いだった。「曲げてもランが出ないからラフや林に入らない。硬いフェアウェイだったらラフ、なんなら林まで転がっていると思う」。悪天候がプラスに働き、この日のフェアウェイキープ率は71.429パーセント(出場選手中4位タイ)と3日間で最もフェアウェイをとらえた。
ランが出ない分、ドライバーの飛距離は落ちて2打目で握るクラブは前日までより長くなった。「3日間安定している」という不安のないアイアンショットが冴え、「バーディパットが(多く)打てたので、ノーボギーにつながりスコアを伸ばせました」と、2打目以降は賞金レースを引っ張る比嘉らしいプレーを見せた。
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