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石川遼の優勝から10数時間後の「スペシャルな勝ち方」【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

石川遼とのラウンドを思い出した(撮影:GettyImages)

米国男子ツアーのケイデンス・バンク・ヒューストン・オープンで33歳の米国人選手、トニー・フィナウが快勝した。

雨の中、劇的勝利にキャディと抱き合う石川遼

今大会は初日から悪天候に見舞われ、サスペンデッドと日没順延を繰り返す不規則進行となったが、そんな中でも初日を首位タイで発進したフィナウは、2日目に単独首位に立ち、3日目を終えたときには2位に4打差を付けて勝利を予感させていた。

天候が回復した最終日は「ナイスパットをたくさん沈めることができた」と振り返った前半で4バーディを奪い、2位との差を8打へ広げて後半へ。

「あんなビッグリードで最終日のバック9を迎えたのは初めてで、新たな緊張を覚えたけど、後半はメンタル面をうまくコントロールできたと思う」

その後半は「攻めるゴルフ」から「勝つためのゴルフ」へ方針転換。セイフプレーを最優先し、4ボギーながらも2位に4打差のトータル16アンダーで圧勝。堂々、通算5勝目を挙げた。

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