
「たくさんの応援があったから強くなれた」 涙の女王戴冠、山下美夢有は海外挑戦も見据える | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -12 2 岸部桃子 -11 3 上田桃子 -10 4 稲見萌寧
-9 5 上野菜々子 -8 川崎春花 -8 7 李知姫 -7 西郷真央
-7 原英莉花
-7 イ・ミニョン -7 順位の続きを見る
喜びとともに涙も見せた山下美夢有(撮影:福田文平)
<伊藤園レディス 最終日◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
3メートルのパーパットを沈めて、右手でガッツポーズ。2打差の2位から出た山下美夢有が「71」で回り、逆転での今季4勝目を挙げた。今季2試合を残しながらメルセデス・ランキング1位が確定。21歳103日で史上最年少の“年間女王”誕生となった。
最終日は風が強く、難しいコンディション。首位と2打差の2位から出た山下は、「風が強かったのでまずはしっかりフェアウェイをキープして、セカンドを打とうと思っていた」と伸ばすことよりも落とさないことを心がけてプレーをし、序盤から14番までパーを並べる。
15番のパー5では62ヤードの3打目をピタリとつけてこの日初バーディを奪うと、首位の上田桃子、岸部桃子をとらえる。上田は16番でダブルボギー、岸部は17番でボギーと後退し、「めちゃくちゃ緊張していました」と単独首位で18番パー4を迎えた。
ティショットを右のファーストカットに置くと、グリーンのすぐ左に池があり、ピンは左端に切られてプレッシャーがかかるなか、「右にプッシュアウトしてしまった」と20メートルのバーディパットが残る。「今日はショートすることが多かった」というパットだが、ファーストパットは3メートルショート。ウィニングパットは開き直って“壁ドン”でど真ん中から沈めた。
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