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蝉川泰果、ブレイク支えた中西直人とのラウンドに「感謝の気持ちでいっぱい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 蝉川泰果 -10 2 石川遼 -7 星野陸也 -7 4 岩田寛 -6 中西直人 -6 勝亦悠斗 -6 勝俣陵 -6 8 河本力 -5 9 B・ケネディ -4 C・キム -4 順位の続きを見る

中西直人とともに大会を盛り上げた蝉川泰果 最終日はきょう以上に観客を沸かせる

中西直人とともに大会を盛り上げた蝉川泰果 最終日はきょう以上に観客を沸かせる(撮影:上山敬太)

三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇12日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>

蝉川泰果が、また来た。ムービングデーを6バーディ・2ボギーの「66」で回り、ただひとり2ケタのトータル10アンダーまで伸ばし、2位に3打差をつけて単独首位に浮上。9月の「パナソニックオープン」、10月の「日本オープン」に続く今季3勝目、そしてプロ転向後初勝利に王手をかけた。そんななか、蝉川は“恩人”とのラウンドで感慨に浸っていた。

サービス精神のかたまり 中西直人のサムズアップ【写真】

蝉川のブレイクのきっかけとなったのは、6月に行われた下部のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」での優勝だった。「ABEMAの優勝がきっかけで、僕は全部の試合で勝てるイメージが湧いている」とまでいう。その試合に推薦したのが、3日目に最終組の1つ前で一緒に回った中西直人だった。

「去年の関西オープンで初めて回ったんですけど、それから会場に行ったときには声をかけてくださったりするようになりました。たまたま(5月の)ミズノオープンのときに『ご飯いこか』って誘ってもらえて、ご飯にいったときにABEMAに挑戦してみたいと思う? って聞かれたので、出させていただいた」という。そんな経緯もあり、「回る前から感謝の気持ちでいっぱいでした」と胸を熱くした。

同じ関西出身で、ファンサービスも一生懸命な中西に対しては、「あそこまでの選手は中西さんくらいじゃないかって改めて思いました」と、中西がバーディのたびに行うサムアップや手を上げて拍手に応える仕草には、ギャラリー目線を意識してプレーする蝉川も刺激を受けたようだ。

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