• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • アンヘル・カブレラが追起訴 あと2年以上も刑務所暮らし? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アンヘル・カブレラが追起訴 あと2年以上も刑務所暮らし? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

カブレラのプレーは再びツアーでみられるのだろうか(撮影:GettyImages)

メジャー2勝、53歳のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が暴行、脅迫、窃盗などの罪で懲役2年の実刑判決を受けたのは昨年7月。母国アルゼンチン、ブエノスアイレスから北西約700キロのコルドバ州で服役していたが、7日、元ガールフレンドのミカエラ・エスクデロさんへの“婦女暴行”で追起訴され、“2年4カ月”の実刑が追加される可能性がでてきた。コルドバ州の地元メディアが伝えている。

09年マスターズでグリーンジャケットに袖を通したカブレラ【写真】

カブレラは2016〜18年の間、パートナーだったセシリア・トレス・マナさんへの脅迫、暴行で実刑を受けすでに収監されている。裁判に出廷したカブレラは「多くの人が刑務所は悪いところだというが、しかしそうでもない。わたしにとって刑務所暮らしはいいことだ」と発言したと、地元紙が報じている。

カブレラが刑務所で模範囚として認められると、「追起訴の実刑は2年4カ月から1年程度に軽減される。それを望んでいる」とカブレラの長い友人の一人で元インストラクター、チャーリー・エプスは、米メディアの電話インタビューに答えた。

さらに、「アンヘルの刑務所生活はとても良くなった。1年目は誰にも会わなかったが、ここ1年は家族や友人たちと面会もしている。やってはいけないことを起こしてしまった。アルコール中毒……というものはほんとうに厄介な病気だ」と語っている。

エプスとカブレラが最後にツアーをともに戦ったのは、20年の米シニアツアー、PGAツアー・チャンピオンズ。エプスは「アンヘルが罪を償ったあとには、また一緒にプレーがしたい」とツアー復帰の希望を語った。(文・武川玲子=米国在住)

関連記事