5年ぶりの復活優勝、神様からの贈り物【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 R・ヘンリー -23 2 B・ハーマン -19 3 T・メリット -18 W・ゴードン -18 S・シェフラー -18 S・パワー -18 J・ダーメン -18 8 S・ライダー -17 D・リングマース -17 10 P・キジーア -16 順位の続きを見る
勝ちきれずにいた5年間がようやく報われた(撮影:GettyImages)
メキシコで開催されたワールドワイド・テクノロジー選手権は、33歳の米国人選手、ラッセル・ヘンリーの5年ぶりの復活優勝で幕を閉じた。
3日間54ホールをノーボギーで回り、2位に6打差で最終日を迎えたヘンリーだが、そのとき彼の脳裏をよぎったのは、首位で臨んだサンデー・アフタヌーンを失意で終えた過去の数々の苦い経験だった。
ジョージア大を卒業後、2011年にプロ転向。13年にPGAツアーに参戦したヘンリーは、ルーキーイヤーにソニー・オープンで初優勝を飾ると、14年ホンダ・クラシックで2勝目、17年ヒューストン・オープンで3勝目を達成。しかし、それ以降は勝利から遠ざかり、勝てそうで勝てない日々の繰り返しとなった。
21年は全米オープン最終日を首位で迎えたが、最終日に「76」と崩れ、13位タイに甘んじた。ウインダム選手権でも優勝ににじり寄りながら最終日は振るわず7位タイに終わった。
極めつけは、今年1月のソニー・オープン。2位に2打差の単独首位で最終日の1番ティに立ったヘンリーは、一時は5打も差が開いていた松山英樹の猛追を受けると、72ホール目のバーディパットをわずかに外してサドンデス・プレーオフへ突入。1ホール目で見事なイーグルを決めた松山に勝利を奪われ、がっくり肩を落とした。
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