「なだめている感じ」上田桃子が米ツアーV3へコントロールする“もう一人”の自分 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 上田桃子 -14 2 G・ドライバーグ -13 3 山下美夢有 -12 4 西村優菜 -10 L・グラント -10 藤田さいき -10 イ・ジョンウン6 -10 小祝さくら -10 9 P・アナナルカルン -9 永井花奈 -9 順位の続きを見る
上田桃子が大会3勝目に王手をかけた(撮影:佐々木啓)
<TOTOジャパンクラシック 3日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>
大会V3へ、最高の位置につけた。2007、11年覇者の上田桃子が7バーディ・3ボギーの「68」とスコアを4つ伸ばし、トータル14アンダーの単独首位をキープ。完全優勝に王手をかけた。
出だしの1番パー5で3打目を1.5メートルにつけてバーディ発進を決めた上田だったが、「調子が良くなくて展開も良くなくて」となかなか波に乗れない。前半はパープレーで、もどかしい展開が続く。
それでも「今の自分には何ができるかな、と。そういうこともあるよなーと開き直りましたね」と落ち着いてプレー。スイッチを入れたのは12番のグリーン上だった。「リーダーボードを見たら海外の選手がトップ。こりゃいかんぞ」とムチを入れると2.5メートルを沈めてバーディ。続く13晩、そして16、18番とパー5で3つ伸ばして頭一つ抜け出した。
今週のテーマは「その時のベストを尽くす」。良くとも悪くとも。何が起きても引きずらず、「切り捨てて」と振り返らずにやってきた。だが、「私はうまくはないけど気持ちで戦う選手」と自他ともに認めるファイター。否が応でも「バーディがほしい」、「勝ちたい」という気持ちが勝手に湧いてくる。そんなときはどうしているのだろうか。
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