
堀川未来夢の高速グリーン対策が面白い「練習日は届かせないで重い感覚にする」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 稲森佑貴 -13 2 出水田大二郎
-12 池村寛世
-12 堀川未来夢
-12 5 河本力 -11 6 市原弘大 -10 岩田寛 -10 B・ジョーンズ -10 9 G・チャルングン -9 幡地隆寛
-9 順位の続きを見る
18番のイーグルパットは惜しくも外れるも堀川未来夢は“重い作戦”で高速グリーンを攻略(撮影:鈴木祥)
<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇5日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
昨年大会では3日目に9バーディ・ボギーフリーの「63」をマークしてトップタイに立った堀川未来夢。今年も3日目に8バーディ・ボギーフリーの「64」で、トータル12アンダーまで伸ばし、トップと1打差の2位タイに浮上してきた。
ちなみに堀川未来夢の使用パターは…「ショートパットに強い」と絶賛の1本【写真】
ツアーで1、2を争う高速グリーンは、初日、2日目はスティンプメーターで13フィートだったが、快晴が続いたことで、この3日目には13.5フィートとなり、「日本オープン」の最終日と並んで今年一番の速さとなった。そんなコンディションのなかで、4メートル前後のバーディパットを次々と決めた堀川の高速グリーン対策が面白い。
「ラウンド中にグリーンが速いと感じてしまうとパッティングは入らない。速いという意識があると、インパクトの緩みにつながり、ブレークポイント(曲がり始めるラインの頂点)が変わってしまうんです。だから練習ラウンドのときはとにかくテークバックを小さめにして、届かない感じで打って、『重いな、重いな』という感覚にするんです」
開幕前日のプロアマのときも、ほとんどカップはオーバーさせずに打ったことで、まず脳内で”遅い”と意識付けする。そうすることで「徐々にインパクトを強くしていって、感覚を少しずつ伸ばして今は合っている感じです」と、試合に入るとジャストタッチで打てるようになるというのだ。その結果、「きょうの前半のバーディはイメージ通りに曲がって、ひと転がり、ふた転がりで入るようになったので、すごいライン読みとタッチが良い具合に合っていた」と振り返る。
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