初年度のNo.1になったDJらのチーム すでに来季に向け“ストーブリーグ”に突入？（撮影：GettyImages）
2022年シーズンを終えたばかりのLIVゴルフ。個人戦、チーム戦ともに制したDJことダスティン・ジョンソン（米国）が、来季に向けて自身がキャプテンを務める「4エースズGC」メンバー再編成への意向をうかがわせているという。
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今年ともに戦ったテイラー・グーチ（米国）を、バッバ・ワトソン（米国）率いる「ニブリクスGC」に渡し、かわってニブリクスGCからピーター・ユーライン（米国）を加えるという。22年はケガのためノンプレーイングキャプテンだったワトソンだが、来季はプレーに復帰する予定。先の最終戦、チーム選手権ではラウンドリポーターも務め「来季はチーム名の変更を考えている」と語っていた。
LIVゴルフ初年度は、7大会のレギュラーシーズンと最終戦のチーム選手権と計8大会が行われ、個人戦、チーム戦ともに制したDJは3563万7767ドル（約51億6000万円）を獲得。4エースズGCは、グーチのほか、パトリック・リード、パット・ペレス（いずれも米国）のメンバーで最終戦にも勝利した。手にした優勝賞金は1600万ドル（約23億2000万円）で、一人あたり400万ドル（5億8000万円）と破格だった。
33歳のユーラインは元世界アマチュアランキング1位で、2010年に「全米アマチュア選手権」を制している。LIVゴルフで戦った22年シーズンはシカゴ大会で2位。サウジアラビア大会ではブルックス・ケプカ（米国）とプレーオフを戦い2位だった。
個人戦のポイントレースで3位に入りボーナス400万ドルも手にしている。ニブリクスGCで戦ったチーム戦とあわせてトータル1281万4786ドル（約18億5814万円）が今季の賞金額だ。現在の世界ランキングは343位。なおリードとペレスは4エースズGCに残ると見られている。（文・武川玲子＝米国在住）
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