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「全英オープンはLIVの選手を規制しない」 R&Aのスランバース会長が明言 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

全英オープンを開催するR&Aが改めて明言した(撮影:福田文平)

今週、タイで開催されているアジア太平洋地域ナンバー1決定戦「アジアパシフィックアマチュア選手権」の会場で、米ゴルフダイジェスト誌のインタビューに応えたR&Aのマーティン・スランバース会長は、LIVゴルフに参戦している選手の全英オープン出場を「われわれは誰も規制しない」と明言した。

全英で“LIV”のロゴ?【写真】

「これは7月から言っていること。150年の歴史を変えることはない。ジ・オープン(全英オープン)は名前の通り(オープン競技)で、それは大変重要なこと。出場資格を得る道筋を明確にすることが大事。来年のジ・オープンでキャメロン・スミス(オーストラリア)が伝統の9時40分にスタートすることを楽しみにしている」と、今年の全英制覇後にLIVゴルフに“移籍”したスミスも歓迎した。

ただし、出場資格は変更する可能性も示唆した。出場権が与えられる世界ランキング上位50位にスミスを筆頭にダスティン・ジョンソン(米国)ら多くの選手が存在するが、例え出場資格を得られなくとも予選会を突破すればもちろん出場できるというもの。

LIVゴルフは現在、世界ランキングポイントを獲得することを目標としているが、スランバース会長はOWGR(オフィシャルル・アワールド・ゴルフ・ランキング)の理事の一人。ポイント付与については言及していないものの、「われわれは選手とは何も問題はない。サウジアラビアがゴルフに投資をすることはいいことだ」と発言した。

PGAツアーとLIVゴルフの対立にも「この状態が続くことはゴルフにとっていいことでない。“和解”することを望む。われわれはゴルフを保護する義務」とした。

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