争いは実質残り3試合 川岸史果が4年ぶりシード復帰へ首位発進も上位は混とん | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 川岸史果 -6 西郷真央 -6 川崎春花 -6 4 金田久美子 -4 岸部桃子 -4 天本ハルカ -4 後藤未有 -4 稲見萌寧 -4 内田ことこ -4 ペ・ソンウ -4 順位の続きを見る
シード復帰へ好スタートを生かしたい(撮影:米山聡明)
<樋口久子 三菱電機レディス 初日◇28日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>
国内女子ツアーも今大会を含めていよいよ残り5試合。しかも、そのうち2試合は上位選手しか出場できない大会のため、シード争いという点で見れば実質3試合となった。そんななか、2018年にシードを喪失して以降、なかなか復帰できずにいる川岸史果が大きな足掛かりを作った。6つのバーディを奪ってボギーなし。安定したゴルフで6アンダーの首位タイに立った。
現在メルセデス・ランキングは53位。シード圏内となる50位へあと一歩のところにつけている。「予選は通ってるんですけど、トップテンの回数もうちょっと増やしたい」と川岸自身が話すように、8月以降予選落ちなしという安定感だが、トップ10はシーズンを通して3試合だけ。着実にポイントを稼ぐのも大事だが、やはり“決め手”となる大量点は欲しい。
残りは3試合。自らの手で決めてしまいたい。「なるべく上位でポイントを稼ぐのは必須ですし、他の選手の動向で私の順位が決まりたくはないので、頑張るだけ」。そのためにもこの好スタートを生かさない手はない。
ほかにもシード権を争う選手たちが上位につけている。メルセデス・ランキング47位の岸部桃子、61位の内田ことこ、66位の天本ハルカ、70位の金田久美子が4アンダーの4位タイ。同42位のテレサ・ルー(台湾)、44位の岩井明愛、51位の林菜乃子、58位の竹田麗央、84位の柏原明日架が3アンダーの11位タイグループとまだまだ分からない。残り2日間で抜け出すのはどの選手なのか。こちらの争いにも注目したい。
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