マスターズをかけた高校ラストゲーム 隅内雅人は“一生2位”から脱却へ集中力持続「他の大会と違う」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
首位と3打差発進の隅内雅人(撮影:ALBA)
<アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 初日◇27日◇アマタスプリングカントリークラブ(タイ)◇7502ヤード・パー72>
「マスターズ」と「全英オープン」の出場権のかかったアジア太平洋地域ナンバー1決定戦。高校生活最後の試合と位置付ける隅内雅人(水戸啓明高校3年)は4バーディ・ボギーなしの「68」で回り、首位と3打差の5位タイ発進。ビッグタイトルに向けて順調な滑り出しとなった。
現地入りしてからショットの調子が上向きの隅内は、前半のアウトで3つ伸ばして折り返す。後半も好機を演出するが「2.5〜3メートルのパットがことごとく入らなくて…」。思い描いたラインに対して狙いどおり打ち出し、「入ったかな」と思ったボールが芝目の影響により最後の最後でカップに蹴られるホールが4回も続いた。
「パットが決まっていたら後半30ぐらい出たかも」と話したが、後半に奪ったバーディは1.5メートルにつけた最終18番のみ。好調なショットを頼りにしながらもグリーン上ではストレスのたまる後半。余力を残しながらのこの順位となった。
チャンスを作りながらも決められない。それでも集中力を切らさずに回りきった。これまでの試合では思い通りに打ててパットが決まらないと「ボロボロ崩れる癖がありましたが、今日は珍しい感覚で集中力が切れませんでした」と18ホールを振り返った。
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