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蝉川泰果が史上初のアマ2勝を達成! 今年覚醒したワンダーボーイ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 蝉川泰果 -10 2 比嘉一貴 -8 3 長野泰雅 -4 杉浦悠太 -4 5 金谷拓実 -1 6 A・スコット +2 C・キム +2 嘉数光倫 +2 9 池田勇太 +3 竹安俊也 +3 順位の続きを見る

蝉川泰果ってどんな選手?

蝉川泰果ってどんな選手?(撮影:上山敬太)

日本オープン 最終日◇23日◇三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース(兵庫県)◇7178ヤード・パー70>

今年の「日本オープン」は、1927年の第一回大会以来、95年ぶりのアマチュア優勝で幕を閉じた。快挙を成し遂げたのは東北福祉大4年の蝉川泰果(タイガ)。先月の「パナソニックオープン」でアマチュアVを遂げた蝉川は、国内メジャーの舞台で史上初となるアマチュアでツアー2勝を達成した。

“日本一”の切り替えし【スイング写真】

兵庫県出身。タイガの名前は、米ツアー通算82勝、メジャー通算15勝のスーパースター、タイガー・ウッズ(米国)に由来する。ウッズがメジャー4連勝のタイガースラムを達成した2001年に生まれた。「海外でも呼びやすい名前にしたかった」と、ハンディキャップ5までいったことがある父・佳明さんは語る。本人の目標の人も「タイガー」だ。

ゴルフクラブを握ったのは1歳の頃。おもちゃ屋で買った子供用のプラスチック製クラブを振り回していた。「最初はそのクラブで壁を叩いていたけど、プラスチックボールを打つことを教えると、部屋の中を行ったり来たり、ボールを転がしていました」(佳明さん)。そして「保育園の頃には普通のジュニア用クラブを振ったのは覚えています」と、プラスチック製のクラブはいつの間にか本物のゴルフクラブに代わっていた。

小学3年生の頃には競技に出るようになり全国大会まで進出。高校は大阪市の興国高校に進み、「関西ジュニア」や「国民体育大会」で優勝した。「高校3年生のときに大学に行くか、プロに行くかで迷ったんですけど、金谷(拓実)さんだったり、比嘉(一貴)さんだったり東北福祉大の先輩を見て」と、日本一の大学に進むことを選んだ。「2年間でツアー優勝できたら」と思っていたが、昨年の「関西オープン」では6年ぶりの予選通過と、ツアーではまったく成績を残せていなかった。

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