最後は“名物バンカー”の餌食に… 馬場咲希は2ダボで悔しい終戦も「3日間でたくさんの経験ができた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 古江彩佳 -16 2 岩井明愛 -15 3 新垣比菜 -14 4 西郷真央 -12 阿部未悠 -12 菅沼菜々 -12 7 山下美夢有 -11 桑木志帆 -11 9 イ・ボミ -10 10 笠りつ子 -9 順位の続きを見る
悔しい終わり方となった馬場咲希(撮影:鈴木祥)
<富士通レディース 最終日◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689ヤード・パー72>
アマチュア選手として唯一進出した決勝ラウンドだったが、馬場咲希(代々木高2年)にとっては苦しい一日になった。3つのバーディを奪うも、ボギーとダブルボギーが2つずつ。トータルスコアを2アンダーまで落としての49位タイという結果に悔しさがこみ上げた。
クラブハウスへ戻る足取りも重い。この日の自身最終ホールとなった18番では、2打目がグリーン前に広がるコース名物のガードバンカーにつかまった。ライはアゴ付近と最悪な状況。一度は後ろに出す考えも頭をよぎったが、「それは嫌だな」と前を向き、果敢にピンを狙った。打球はなんとかアゴを越えたものの、力なく再び砂地に戻される。4打目は横に出すだけ。多くのプロを苦しめた場所でダブルボギーの締めくくりになった。
「きょうはバーディを狙いにいったんですけど、ショットがうまくいかず、ぜんぜんチャンスにつかなかった。外してはいけないところに外したのもたくさんあったし。ショットがダメでした」。前半の5番もダブルボギー。そんな一日を象徴するような最終ホールだった。
とはいえ「この3日間でたくさんの経験ができたので、あまり疲れは感じていない」と、まだ高校生のアマチュア選手にとって充実の一週間になった。初日は米ツアー優勝を引っ提げて連覇に挑んだ古江彩佳とラウンド。「アメリカで得たこととかが、たくさんつまったゴルフなのかなと思って見てました。ショット、パットに安定感があって、すごく勉強になりました」と、目を輝かせながらプレーを続けた。
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