国地域別女子対抗「インターナショナル・クラウン」の23年開催が正式発表 コースは米女子ツアー初開催 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
米ツアー参戦中のメジャー覇者ふたりは出場なるか(撮影:ALBA)
米LPGAツアーは11日、2023年シーズンに国・地域別対抗戦「インターナショナル・クラウン」を開催することを正式に発表した。タイトルスポンサーに韓国企業ハンファグループのひとつで金融、投資、保険などを手がける「ハンファ・プラス」を迎え、5月4〜7日に米カリフォルニア州サンフランシスコのTPCハーディンパークで行われる。
TPCハーディンパークは1925年開場の歴史あるコースで、第29代米大統領のウォレン・ハーディングにちなんで名付けられた。02〜03年に大規模なリノベーションが行われた後、05年にはタイガー・ウッズ(米国)が制した世界ゴルフ選手権シリーズの「アメリカンエキスプレス選手権」が開催。09年には「プレジデンツカップ」、20年は海外メジャー「全米プロ選手権」が行われコリン・モリカワ(米国)が制した。同コースで女子ツアーが開催されるのは初となる。
同大会は14年に始まり、2年に一度開催する『国・地域別対抗戦』。第1回は米メリーランド州オウイングズミルズのケーブズバレーGCで開催されスペインが制した。日本勢は宮里藍、横峯さくら、宮里美香、比嘉真美子で参戦し3位に入った。
16年は米イリノイ州シカゴ郊外メリットクラブで行われ米国が勝利。韓国で開催された18年は、ユ・ソヨン、パク・ソンヒョン、キム・インキョン、チョン・インジによる韓国チームが母国優勝を収めた。20年以降はコロナ禍で中止されていたが、ようやく5年ぶりに開催。さらに25年には韓国開催が予定されている。
出場は8チームで、チームは今季最終戦「CMEグループツアー選手権」が終了した11月21日時点の世界ランキングで上位4選手の合計が高い国と地域が選出。チームメンバーは来年4月2日の世界ランキングによって確定する。
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