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失敗を繰り返さないための一工夫 渋野日向子の朝練に見たマネジメントへの意欲【記者の目】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・エワート・シャドフ -14 2 P・レト -10 3 A・リー -9 C・ビュティエ -9 渋野日向子 -9 6 笹生優花 -8 D・カン -8 リン・シユ -8 9 L・コフリン -7 D・ダルケア -7 順位の続きを見る

カラーから黙々と球を転がしていた 一回り成長した渋野の姿をそこに見た

カラーから黙々と球を転がしていた 一回り成長した渋野の姿をそこに見た(撮影:ALBA)

LPGAメディヒール選手権 3日目◇8日◇サティコイクラブ(米カリフォルニア州)◇6635ヤード・パー72>

霧の影響でスタートが75分遅れた第3ラウンド。渋野日向子は現地時間の午後2時スタートで、約1時間半前から練習を開始した。

シブコをさらに成長させた 2日目にダボを招いたアプローチ【写真】

ショット、パッティングと練習を行っていたが、2つある練習グリーンの小さいほうで、カラーからボールを転がし始めた。あまり見ない光景。渋野に限らず、カラーからパッティング練習をするプロはあまり見かけない。グリーンを半周するように、カラーからのパッティングを繰り返した。

初日は同じ練習グリーンでアプローチの練習を繰り返した。ところが、大事なムービングデーを迎えるにあたり、ウェッジではなくパターを手にしている。これには、同じミスをしたくないという渋野の強い意志が入っていたのではないかと思う。

初日の最終ホールとなった9番パー3。右のピンに対して渋野のティショットは右のカラーに止まった。ここで渋野はウェッジの2打目を選択し、カップを3メートルオーバーさせてボギーを喫し「悔しい」と言った。2日目のスタートホール。パー4の2打目をグリーン左のカラーに運び、奥のピンに対してまたもウェッジで寄せにかかったが、これを大きくオーバー。傾斜のきついピン位置で、そこから3パットのダブルボギーとなった。

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