桂川有人は24歳の誕生日を迎えた（撮影：佐々木啓）
10月9日は、今年4月に行われた「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント！」でツアー初優勝を遂げた桂川有人の誕生日。1998年生まれで、きょうで24歳になった。
愛知県清須市出身。4歳からクラブチャンピオン経験のある祖父の影響でゴルフをはじめ、地元・愛知県の中学校を卒業すると同時にフィリピンへ留学。フィリピンツアーやアジアンツアーなど、プロの試合にも度々出場し、3年間フィリピンで腕を磨き、帰国後に日本大学へ進学。大学1年時の2017年には「朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権」、「文部科学大臣杯日本学生ゴルフ選手権」を制覇。18年の「日本学生ゴルフ選手権」でも優勝を果たしている。
20年秋にプロ宣言。21年は出場した8試合すべてで予選を突破し、ABEMAツアーの「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」で優勝。22年は1月の「SMBCシンガポールオープン」で2位に入り、「全英オープン」の切符をつかむと、4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント！」でツアー初優勝を遂げた。現在、賞金ランク2位。今季の賞金王候補のひとりだ。
プロレス好きで、高校1年のころから新日本プロレスのファン。4月のレギュラーツアー初優勝時には、「一番好き」というプロレスラーの内藤哲也の決めポーズを披露。ギャラリーは喜び、また内藤本人からは後日お墨付きをもらったことで、二重の喜びとなった。
得意クラブはドライバー。167センチと上背はないが、平均飛距離は290ヤードオーバー。現在パーオン率は76.344パーセントで1位と、正確なショットが持ち味。教科書のようなスイングで、今後も活躍が期待される。
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