15年ぶりの再会に「不思議な感覚」も 藤田寛之が臨むプロシニアタイトル、そして賞金王 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
初のプロシニアタイトルを狙う藤田寛之(写真はマルハンシニア)(撮影:ALBA)
<日本プロゴルフシニア選手権 事前情報◇5日◇サミットゴルフクラブ(茨城県)◇7023ヤード・パー72>
国内シニアは明日6日(木)からメジャー大会が行われる。レギュラーツアーの出場権を持ちながら、シニアツアーに軸足を置きつつある53歳の藤田寛之。シニア賞金王に向けてまっしぐらだ。
今季シニア5戦に出場して優勝2回、2位1回など、賞金ランキング1位につける藤田。レギュラーツアーで長くやりたい気持ちも強いが、シニアツアーの賞金ランキング上位に入れば来季の海外シニアメジャーへの道が開けるため、この夏からシニアへの出場機会を増やしている。
「周りからシニアの賞金王といわれる感じになってきていて、自分としては意識していないのですが、プロ意識として周りの声に応えられるようにしていきたい」と、あくまでも海外シニアメジャー出場が目標だが、シニア賞金王も視界に入っている。今大会後は、レギュラーツアーにも参戦しつつ、シニアには2試合に出場予定。まだシニアフル参戦ではないため、後続との差を広げておきたいところだ。
今年シニア6戦目にして周りの雰囲気にもなじんできたが、今大会はメジャーとあって、出場人数が120人と他の大会よりも40〜50人ほど多い。そのため普段のシニアツアーと違う顔ぶれもそろう。「(藤田の出身地の)九州のプロの方に15年ぶりぐらいにお会いしたり、大学の先輩にお会いしたり、それはそれでいいですよね。レギュラーツアーにはない、不思議な感覚、経験です」。真剣勝負の中にもレギュラーツアーとは違う雰囲気のあるシニア。今週は特に“同窓会”の側面もあるという。
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