
「簡単にはいかせてくれない」 桂川有人はダボを叩くも4打リードで地元Vに王手 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 桂川有人 -15 2 河本力 -11 3 池田勇太 -10 4 時松隆光
-7 比嘉一貴
-7 6 堀川未来夢
-6 A・クウェイル -6 岡田絃希 -6 9 小平智 -5 C・キム -5 順位の続きを見る
ギャラリーの声援にこたえる桂川有人(撮影:鈴木祥)
<バンテリン東海クラシック 3日目◇1日◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7300ヤード・パー71>
名物の16番ホールにつかまりながらも独走態勢に入った。2位に3打差の首位から出た愛知県出身の桂川有人は、今週初めてのボギー以上となるダブルボギーを16番で叩いたが、6つのバーディを奪って「67」をマーク。2位との差を4打に広げて、今季2勝目、地元優勝に王手をかけた。
2勝目は何をやる? 桂川有人が初V時に見せたパフォーマンス【写真】
予選ラウンドでの2日間に続いて、この日も15番までボギーなしで過ごしてきたが、迎えた第3ラウンドで難度1位の16番パー3。ここで唯一の大きなミスをした。16番はグリーンの横幅が15ヤードほどと狭い。左サイドはすぐに崖で右サイドはガードバンカーがあり、その上には林が待ち構える。ティイングエリアに立つと狭さは際立つ名物ホールだ。この日はグリーンエッジから31ヤードと奥にピンが切られて、205ヤードに設定されて平均スコア3.5を超える難所となった。
桂川が打ったボールは右に飛び出して林の中に消え、ロストボールとなった。打ち直しはしっかりグリーンをとらえて「5」でホールアウト。「そんな簡単にはいかせてくれないな、という感じで。意外と落ち着いていたかも知れない」。ダブルボギーにも冷静で17番はパー、18番は171ヤードの2打目を1メートルにつけてバーディ締めで最終日を迎える。
1973年から始まった今大会は今年で52回目を迎える。4日間の大会最少ストロークは270。2005年大会のY・E・ヤン(韓国、パー72のため18アンダー)と21年大会のチャン・キム(米国、14アンダー)の二人が持つ。
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