15年前に高1で勝った石川遼、蝉川泰果の史上6人目アマVに感慨 「時代が変わりましたね」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ゴルフ界を変えた石川遼が感じる時代の変化(撮影:鈴木祥)
<バンテリン東海クラシック 事前情報◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7300ヤード・パー71>
前週の「パナソニックオープン」では、蝉川泰果(せみかわ・たいが)がツアー史上6人目のアマチュア優勝を遂げた。15年前、「マンシングウェアオープンKSBカップ」で史上2人目のアマチュア優勝を果たした石川遼が時代の流れを感じている。
「頻度が上がってきました。時代が明らかに変わりましたね」と次々と現れる強いアマチュアに、石川も時代の変化を感じている。石川遼がツアー初出場・初優勝した07年、男子ツアーの主役は片山晋呉や谷口徹といった30代の選手たちで、20代で優勝したのは、海外招待選手のカミロ・ビジェガス(コロンビア)を除けば、近藤智弘、谷原秀人、ドンファン(韓国)の3人だけ。そんな時代に、彗星のごとく高校1年生の石川が出現。あれこそゴルフ界にとってもっとも衝撃的で、変化を促した事件だった。
しかし、2010年に松山英樹が19歳でアマチュア優勝を成し遂げると、それから9年後の19年には金谷拓実、21年には中島啓太、そして蝉川と、アマチュアVはもはや男子ツアーでも珍しくはなくなった。しかも、今年の下部のABEMAツアーに目を向けると、蝉川を含む3人ものアマチュアが優勝しているし、レギュラーツアーでは今季17試合を終えて、14試合で20代の選手がカップを掲げている。
最初にアマチュア優勝したのは1980年の倉本昌弘だが、2000年代に入って、スイング分析機や弾道測定器の進化や、クラブフィッティングの向上によって、明らかにアマチュアとプロの差は縮まってきている。
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