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「ZOZOの舞台に戻りたい」 10代優勝を逃した久常涼が勝ちたいワケ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 宮本勝昌 -16 大槻智春 -16 蝉川泰果 -16 4 桂川有人 -15 岩崎亜久竜 -15 6 小田孔明 -14 B・ケネディ -14 稲森佑貴 -14 久常涼 -14 10 J・パグンサン -13 順位の続きを見る

20歳の久常涼が初優勝を狙う

20歳の久常涼が初優勝を狙う(撮影:佐々木啓)

パナソニックオープン 3日目◇24日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>

出だし1番パー4で4メートルのバーディパットを沈めると「今日はいける流れじゃないか」とスイッチが入った。16位タイから出た20歳の久常涼は、1番を皮切りに7バーディを奪って「65」で回り、トータル14アンダー・6位タイ。初優勝をかけて最終日は2打差を追いかける。

飛距離は300ヤード超え! 久常涼のスイング【連続写真】

昨季19歳で初シードを獲得した久常は、「10代での優勝」を目標にしてきたが、未勝利のまま9月9日に20歳の誕生日を迎えた。今季は「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」の2位タイなどトップ10入りは5回と、優勝のチャンスもなかったわけではない。「(シーズン通して)調子は悪くないと思うんですけど、技術的なものが足りないんでしょうね。(上位フィニッシュも)最後にスルスルって上位に入っているだけですから」と結果は真摯に受け止める。

10代での優勝は逃したが、直近の目標は初優勝のほかにも日本で開催される米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の出場権も見据える。「For The Players By The Players」までのJGTO賞金ランキング上位8人には出場権が付与される。今大会を含めて残り3戦。多くの選手が目標としているが久常も例外ではない。

19歳だった昨年は主催者推薦で「ZOZO—」に出場して52位タイ。世界最高峰の舞台では結果以上に多くの経験をした。「やっぱり1年間、自分の成長具合、変わったところを試せる場所だと思うので、あの舞台には戻りたい」と熱望する。

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