先週2位の石川遼「調子に乗らずに…」 3年ぶりV目指す今週は“白杭”との戦い | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
石川遼は“白杭”を警戒 難コースを制して3年ぶりVなるか(撮影:佐々木啓)
<パナソニックオープン 事前情報◇21日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>
先週の「ANAオープン」で、大槻智春とのプレーオフに敗れた石川遼。今季自己ベストの2位となり4日間を通して手応えのある内容だったが、「あそこまでいったらいい終わり方をしたかった」。3年ぶりの優勝を逃したことを悔やんだが、気持ちを切り替えて新たな戦いに臨む。
関西地区のゴルフ場をサーキット形式で行う今大会。今年の舞台は2011年の「日本プロゴルフ選手権」、18年の「関西オープン」を開催した小野東洋ゴルフ倶楽部だ。2大会に出場経験のある石川は4年ぶりにラウンドすると「狭いし、けっこう難しい印象」があるという。
コースの中に入ると、OBを表す白杭が目立つ。ホールによっては左右に白杭が並ぶところもある。300ヤード台後半のホールも多いが「ドライバーで打つリスクが高すぎるので、(2打目の)ショートアイアンにかけてセカンド勝負。あとはパッティング勝負をしていこうかなと」。ここ数試合はドライバーショットが好調で握る回数も増えていたが、風向きやハザードの位置などを考慮して今週はドライバーの使用を減らすマネジメントになる。
「飛距離重視でいけるホールは結構少ないので、パー5でアドバンテージを握るには正確なティショットが要求される。ただ遠くに飛べばいいというホールがないので、難しいし、面白い。本当に総合力が問われる」。前週は4つあるパー5での4日間のスコアは13アンダー。課題としていたロングゲームで精彩を放った。今週は即ペナルティの可能性もあるだけに、その真価が問われそうだ。
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