アマ優勝から1年後にプロデビュー「ストーリーが好き」 中島啓太が大会連覇&プロ初Vへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
プロデビュー戦に挑む中島啓太 大会連覇もかかる大一番への意気込みを語った(撮影:佐々木啓)
<パナソニックオープン 事前情報◇21日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>
2年連続アマチュア世界一の称号を獲得した中島啓太(日体大4年)が先週プロ転向。昨年、ツアー史上5人目のアマチュア優勝を遂げた「パナソニックオープン」で前年優勝者としてプロデビュー戦を迎える。この日はプロとして初の“お仕事”となるプロアマ大会に出場して調整を行った。
昨年は今大会優勝後、「アジアパシフィックアマ」で勝利を挙げ、今年はアマ世界一の肩書を持って「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」の海外メジャーにも出場した。「海外メジャーを経験できていい一年」と振り返ったが、「3つとも予選落ちだったので悔しい経験もしました。メジャーでいいパフォーマンスを発揮するには、心技体すべてがベストじゃないといけない。もっと向上心を持って海外へ挑戦することが大事」と、世界で戦うために必要なことを肌で感じた。
今大会でのデビューを決めたのは中島のこだわりだ。「全英オープンが終わってすぐにプロ転向する可能性もあったんですけど、優勝して1年後にこの大会でプロ転向するストーリーが好きなので選びました。1年前にアマチュアで優勝して、そこから僕の挑戦が始まった。ここからまた僕の挑戦がスタートします」。
ディフェンディングチャンピオンとはいえ、昨年とは開催コースが変わっている。「このコースはティショットでOBが見えてくるホールが多い。プレッシャーも感じますが、しっかりアグレッシブに攻めていくと自分の中で決めて貫いていけるようなデビュー戦にしたいし、結果にもこだわりたい」と大会連覇という出来事もストーリーに書き加えたい。
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