リランキング実施まで残り1試合 終盤戦出場へ、ボーダーライン上にいる選手は… | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
シード復帰に向けて、河本結は秋の大一番を迎える(撮影:米山聡明)
国内女子ツアーは、今週23日(金)に宮城県の利府ゴルフ倶楽部で「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」が開催する。トーナメント唯一の東北戦だが、試合終了後には、今シーズン残りのトーナメント出場にかかわる“リランキング”が実施。シーズン終盤戦の出場権を死守できるか、激戦が繰り広げられる。
通年のシード権を持たない選手をメルセデス・ランキング上位順に並び替え、その順位に基づき出場優先順位の見直しが行われるリランキング。第1回リランキングは7月の「ニッポンハムレディスクラシック」終了時点で行われ、今回は2回目。3日間大会でポイント配分は決して大きくはないが、上位フィニッシュをすることができれば、一発逆転ももちろんありうる。
ミヤギテレビ杯後の残り6試合(日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは除く)に出場できることは、来季シード権獲得へは必須条件。では、その“フル出場権”を確保するためには、何位以内に入らなければならないのか。
一例をあげると、「樋口久子 三菱電機レディス」(10月28〜30日)や「伊藤園レディス」(11月11〜13日)はともに出場人数が96人で、うち主催者推薦枠が16人。そしてシード選手が50人強と考えると、25人程度。単純計算でいえば、リランキング25位に入っていることがフル出場への目安となってくる。
圏外から一発逆転を果たしたのは尾関彩美悠(あみゆ)、岩井千怜(ちさと)、セキ・ユウティン(中国)、川崎春花の4人。それぞれ第1回リランキングでは28位、33位、37位、65位につけていたが、ツアー初優勝を遂げて“今シーズン優勝者”として出場権を獲得した。
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