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惜敗の石川遼はパー5で2オン率44%の13アンダー 課題のロングゲームに成果「スイングと感覚がコネクトし始めてきた」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -19 2 石川遼 -19 3 池田勇太 -18 4 時松隆光 -16 久常涼 -16 6 J・デロスサントス -15 木村太一 -15 8 張棟圭 -14 A・ブランド -14 竹安俊也 -14 順位の続きを見る

PO敗退も晴れやかな表情の石川遼

PO敗退も晴れやかな表情の石川遼(撮影:米山聡明)

ANAオープン 最終日◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>

6打差で首位を追った最終日に「65」の猛チャージを見せた石川遼は、昨年の「フジサンケイクラシック」以来の優勝争いとなった。トータル19アンダーで並んだ大槻智春とのプレーオフに臨んだが、1ホール目で大槻の2打目が直接入る劇的な幕切れ。3年ぶり18勝目とはならなかったが、4日間の戦いには手応えを感じ晴れやかな表情でコースを後にした。

今夏から始めた石川遼の素振りがスゴイ【写真】

「PGAツアーの選手は200(ヤード)から225(ヤード)の距離を自分ではにわかに信じられない精度で打っている」。2020年3月から米ツアー再挑戦に向けて大幅なスイング改造を始めた石川は世界を見据えて当初からドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティなどの「ロングゲームの精度」を一つの課題に挙げていた。

「200から225ヤードの距離だったら6番アイアンで打つ選手もユーティリティで打つ戦緒も、そこに有利不利はそんなにないと思う。多少ボールが止まるっていう差はあるけど、その距離を飛ばさないといけないのは同じ。結局210ヤード先のどれぐらいのところに止めるかというのが精度だと思う」。

ショートアイアンで止まる人と止まらない人では有利不利はあるが、スピン量的には石川のそれはPGAツアーの選手とそん色ない。長いクラブでの精度こそが大きな差と痛感していた。「ANAオープン」の4日間では、求めてきたものの精度の成果が垣間見えた。

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