
初日だけど“仮想最終日” 最終ラウンドクイーンの菅沼菜々が“苦手”克服の首位発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 菅沼菜々 -7 2 種子田香夏 -6 山下美夢有 -6 4 石井理緒 -5 奥山友梨 -5 6 上田桃子
-4 笠りつ子 -4 木戸愛
-4 藤本麻子 -4 福田真未
-4 順位の続きを見る
まくりの菅沼が、初日から猛チャージ!(撮影:佐々木啓)
<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 初日◇8日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>
菅沼菜々が8バーディ・1ボギーの「65」をマークして、7アンダーの単独トップで滑り出した。まだ初日が終わったばかりだが、初日を“仮想最終日”としてプレーしたことが功を奏した。
先週の「ゴルフ5レディス」では最終日に「66」を出して3位タイ。8月の「NEC軽井沢72」では同じく最終日に「64」、「CAT Ladies」でも「67」。追い込みが得意な菅沼は、あるスタッツで目下1位を走る。『ファイナルラウンド平均ストローク』だ。
「最近、最終日はいいんですけど、初日から3日目まで伸ばせていなかったので、気持ちだけは最終日でとキャディさんと言っていたらうまくいきました」。特に変わったことをしたわけではないが、この仮想最終日作戦がはまった。
今季はここまでトップ10が10回でツアー6位、平均ストロークも同6位と好調。メルセデス・ランキングも11位につけるなど上位争いの常連だ。ところが初優勝には手が届いていない。その理由は「昨年、おととしはイライラしてしまってボギーになることが多かった」から。今季は好成績が続いているが、「バーディが来るから笑顔じゃなくて、笑顔でいるからいいショットやバーディが来ると思うようになった」と、心の持ちようでラウンドの内容もスコアも変わってきた。
Follow @ssn_supersports