不安の残る4ホールはキャディを信じて 古江彩佳は試される一週間 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
古江彩佳は“トラブル”をキャディも信じて乗り越えていく(撮影:ALBA)
<クローガー・クイーンシティ選手権 事前情報◇7日◇ケンウッドCC(米オハイオ州)◇6515ヤード・パー72>
ルーキーの古江彩佳にとって今週はチャンスが増える戦いだ。今大会は新規トーナメントで、かつこれまで開催されていなかったコース。誰もが「コースを知らない状態」で始まる一週間とあって、いつものように『自分は知らないけど周りは知っている状態』とは違いハンデがない。
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だが、残念ながら開幕前に18ホールをチェックすることはできなかった。6日(火)は雷雲接近で早々にコースがクローズとなったため、1番から5番までしかラウンドできず。さらに開幕前日のプロアマはインコース9ホールのみ。6番から9番までの4ホールを見ることができていないのだ。
これは普段開幕までに36ホールラウンドすることが多く、ことあるごとにメモを取って情報を集め戦う古江にとって、難しい戦いになる。それでも慌てることなく、「4ホール見られていないですが、そこは(コースチェックしてくれた)キャディを信じて」と相棒のマイク・スコット氏を頼りにくぐり抜けていく。
もう一つ大敵になりそうなのが連日の雨でかなり湿ったフェアウェイ。ここまで芝を刈ることもできておらず、ランはほぼゼロという状態だ。それだけに「長いホールがより長くなりますね。そこはうまくパーセーブできたら。短いホールでバーディを獲っていきたいと思います」と、いつも以上にメリハリをつけていく必要がありそうだ。付け加えれば、ラフはかなり長く、「入れてはダメ」とフェアウェイキープは必須となる。
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