「いいコースだな〜」 堀琴音がメジャー舞台に好印象を抱く理由の数々 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
いいイメージのコースにこの笑顔 堀琴音がメジャー獲りに挑む(撮影:佐々木啓)
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 事前情報◇7日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>
「ゴルフ人生においてメジャーで優勝していると違う。勝ちたい大会の一つではあります」。今季1勝の堀琴音が、女子プロゴルファーNo.1の称号に意欲を見せた。「メジャーだけは複数年シード(3年)がもらえるし特別な大会」という部分も、モチベーションになる。
2014年には、同じ城陽カントリー倶楽部で行われたステップ・アップ・ツアー「京都レディース」で優勝経験も持つ。「ほぼ覚えています」と、その思い入れは強い。さらに「高校時代は兵庫県で、こういうコースで練習していたので、なつかしさがあります」と、関西特有ともいえるアップダウンの激しさにも涼しい顔。「もともとグリーンが硬くてキレイだけど、優勝した頃よりも硬くなりそうな感じはする。いいコースだな〜と思いました」と、イメージは良好のようだ。
さらに、その印象をさらによくする変化を今年は感じた。昨年から持ち球を、左に打ちだして右に曲げていくフェードに変え、それを復活につなげた。すると「8年前よりも打ちやすく感じます」と、ここが“フェーダー有利”であることを強く実感。右ドッグレッグの8番、17番など、ドローを打っていた以前と異なり「毎ホール打ちやすくなったイメージがあります。砲台でもそんなに苦にならない」と、大きなアドバンテージになりそうだ。
そうなると「まずは上位で優勝争いしたいなと思います」という言葉も自然とこぼれる。「力が入って空回りしちゃうし、セッティングもそうだけど、(選手権は)あまりいい結果が出たこともないし得意ではない。でも先週もよかったですし、いつもと違うと思います」。先週は傾斜の強いコースで3位タイ。大舞台でも、しっかりとクラブを振り切ることができそうだ。
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