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世界アマ2位、国内下部優勝の蝉川泰果 小学生時代から指導する青木翔氏が「調子に乗るなよ」と伝えていた意味 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 イタリア -31 2 スウェーデン -30 3 米国 -27 4 ノルウェー -25 5 スペイン -23 6 フランス -21 7 日本 -20 8 オーストリア -17 ウェールズフィンランド -17 10 フィンランド -16 順位の続きを見る

フランスで悔しい思いをした蝉川泰果(提供・JGA)

フランスで悔しい思いをした蝉川泰果(提供・JGA)

<アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権 最終日◇3日◇ル・ゴルフ・ナショナル(6991ヤード・パー71)、ゴルフ・ド・サンノムラ・ブルテシュ(6846ヤード・パー72)、フランス>

フランスで行われた世界最大のアマチュア大会には、中島啓太(日体大4年)、岡田晃平(東北福祉大3年)、蝉川泰果(東北福祉大4年)の日本勢3人が出場。1984年以来2度目のチーム優勝を目指し、1打差の2位から最終日を出たが7位に終わった。蝉川は個人戦で単独首位から出たが、逆転されて2位。悔しい思いをしたがチームを牽引する活躍を見せた。今年、ゴルフ界ではよく聞く名前だが、小学生の頃から蝉川を指導する渋野日向子の元コーチ・青木翔氏に話を聞いた。

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蝉川は飛躍の年を過ごしている。「日本アマ」3位に入るなどアマチュア競技だけでなく、4月には国内男子の「関西オープン」でツアー自己最高の17位タイ。予選ラウンドを単独首位で通過するなど存在感を示した。また、6月には国内男子下部のABEMAツアー「福岡雷山チャレンジ」で史上5人目のアマチュア優勝を遂げている。

青木氏はジュニア時代の蝉川について「もともとアプローチ、パターが強みで、そんなに飛ぶ選手ではありませんでしたね。高校1年ぐらいから徐々に飛距離が伸びましたが、何がうまいというワケではなく“普通”でした」と話す。

大阪の興國高校から東北福祉大学に進学。4年生となった今年は、「ショートゲームのうまさに加えてパワーがプラスされたから、おそらく今日本(のアマチュア界)で一番球が高いと思います」というほどパワーアップに成功し、成績につながるようになったと見ている。

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