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「ドライバーを最後まで振り切る」大西魁斗が73ホール貫いた攻めの気持ち | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大西魁斗 -11 2 朴相賢 -11 3 岩田寛 -10 4 堀川未来夢 -9 5 石川遼
-8 木下稜介
-8 岩崎亜久竜 -8 8 谷原秀人
-7 金谷拓実
-7 10 市原弘大 -6 順位の続きを見る
持ち前の豪快ドライバーを振り切った 大西魁斗が見事な初優勝(撮影:鈴木祥)
<フジサンケイクラシック 最終日◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7541ヤード・パー71>
大西魁斗の優勝には伏線があった。コーチを務める内藤雄士氏はいう。「きのう、『あしたは攻めます』と言っていたんです」。
トップを3打差で追う最終日。大西は2回の3連続を含む6つのバーディを奪い、トップを走るパク・サンヒョン(韓国)をついにとらえた。最後はサンヒョンとのプレーオフをバーディで締めて劇的決着。ウィニングパットが決まった瞬間、「カモン!」と大きく吠えながら、全身ガッツポーズが飛び出した。
大西は、「英語を身につけさせたい」という両親の希望で9歳のときに米国に渡り、中学高校では親からも離れて、IMGアカデミーで腕を磨いた。そして、南カリフォルニア大学を卒業するまで米国で過ごしている。内藤コーチはいう。「2週間前のセガサミーカップは、小学生の頃から習ってきた丸山茂樹プロの関わっている試合で、彼が初めて日本のツアーに出た試合。あのあたりから「勝ちたい、勝ちたい」と言っていて、セガサミーと先週のKBCオーガスタでは空回りした」。
2週間前の「セガサミーカップ」はトップと3打差の3位タイでスタートしながら、最終日に「76」を叩いて、22位タイに終わった。先週の「KBCオーガスタ」では、12位タイで最終日を迎えて21位タイと順位を落としている。
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