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米国女子ツアーに“アヤコ”が帰ってきた! 1年2カ月ぶりの舞台に「またここでできるのがうれしい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

キャディとのコンビネーションにも注目です(撮影:ALBA)

Danaオープン 事前情報◇29日◇ハイランドメドーズGC(米オハイオ州)◇6598ヤード・パー71>

「本当に久しぶり! みんなに会えて、またここでプレーできるのがうれしい」。米国女子ツアーに“アヤコ”が帰ってきた。今年で米ツアー参戦10年目となる上原彩子が、2021年の「マラソンLPGAクラシック」以来、約1年2カ月ぶりにアメリカでの戦いに出場する。

渋野日向子は2カ月ぶりの米国本土で何やら変わった素振りを…【写真】

2013年から参戦し続けている主戦場から遠ざかっていたのは、体調不良のためだった。昨年4月ごろから湿疹(しっしん)が日に日に悪化。最初はツアーに出場しながら回復の道を探ったが、かゆみで夜も寝られない状態となり断念。日本に帰国して出られる試合に出場しつつ回復の道を探った。いまだに「完全には治っていない」という状況だが、落ち着いてきて試合には出られる状況となったことでゴーサインがでた。

療養中には、起爆剤として新たなコーチをつけた。それがツアー通算7勝の飯島茜。「戦ってきたときからあかねちゃんは理論派で私はどちらかというと感覚派(笑)。茜ちゃんに指導を受けることで基本的なことというか理論的なことで上達できると思った」と師事した効果は「まだまだやらないといけないことはたくさんある」と前置きしつつも、「だいぶ良くなっている部分は増えている。ある程度は戦えるんじゃない?」と言えるところまできた。そして「試合ではリズムだけは気をつけてねと言われました」と送り出されたという。

今後は問題なければ10月の「LPGAメディヒール選手権」まで6試合連続で出場する予定。「もちろん来年につながるようなかたちにできるようにというのが一番ですが、ここまで試合がなかった。そのなかでスイングのリズム感を大事にやっていきたい」。まずは一発目。「試合を思い出しつつ、いいリズム感で振ること。それが初戦の目標ですね」と段階を踏みながら6試合を駆け抜けていく。(文・秋田義和)

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