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今夏シニア優先を決断した藤田寛之が逆転で今季2勝目「海外メジャーに出たい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 藤田寛之 -9 2 秋葉真一 -8 崎山武志 -8 深堀圭一郎
-8 5 桑原克典 -7 6 岩崎幸司 -6 7 篠崎紀夫
-5 横尾要 -5 谷口徹
-5 10 T・ウィラチャン -4 順位の続きを見る
今季シニア2勝目を挙げた藤田寛之(提供・PGA)
<マルハンカップ 太平洋クラブシニア 最終日◇28日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7020ヤード・パー72>
国内シニア第6戦は、首位と1打差の7位タイから出た藤田寛之が1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」をマークして、トータル9アンダーで逆転優勝を果たした。これでシニアでは今季2勝目、賞金ランキングは1位に立った。
深堀圭一郎、谷口徹、宮瀬博文、桑原克典、横尾要ら藤田と同世代でレギュラーツアーでも長年活躍していた実力者が優勝争いを演じた。藤田は前半3つ伸ばすも首位との差は2打と逆に離される展開。「(優勝するには)バーディが必要」と思っていた11番パー5では、ティショットがフェアウェイバンカーにつかまりながらも、グリーンエッジまで235ヤードの2打目を5番ウッドで打ち、ピンそば1メートルに乗せてイーグル。一気に首位に並び流れを引き寄せる。
続く12番でボギーとするも13番ですぐに取り返すと、15番では5メートルのバーディパットを沈めて単独首位に立った。その後もスキを見せずに、後続は藤田をとらえきれずにそのまま逆転優勝が決まった。
「シニアの面白いところは、ゆるくやりながらも締めるところは締める。みんなプロゴルファーなので腹の中では勝ちたいという気持ちは必ずあると思うんです」。レギュラーツアーのようなバチバチとした雰囲気とは少し違うが、心の内に秘めたものは感じるという。
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