50歳になった宮本勝昌、レギュラー&シニア両ツアーでの優勝を狙う【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
50歳を迎え、来月シニアツアーデビュー(撮影:岩本芳弘)
きょう8月28日は、ツアー通算12勝を挙げている宮本勝昌の誕生日。1972年生まれで、きょうでシニア入りとなる50歳を迎えた。今季の最年長賞金シード選手で、シーズン開幕時には、「レギュラーで1勝、シニアで1勝、そしてJTに出ること」を、今季の目標に掲げた。同シーズンで両ツアーに優勝すれば、史上6人目の快挙となる。
宮本勝昌、19年中日クラウンズを制し妻と息子と喜びを分かち合う【写真】
静岡県熱海市出身。13歳からゴルフをはじめ、1987年の「日本ジュニア(中学男子)」で5位タイに入り、高校はゴルフの名門、茨城の水城高校へ進んだ。高校時代も「日本ジュニア」や「日本アマ」に出場。日本大学に進学すると、1年時に4年生の丸山茂樹を下して「日本アマ」を制覇。同期の片山晋呉、横尾要らとともに“日大三羽ガラス”と呼ばれた。
95年にプロ転向し、97年に賞金シード入り。98年の「[ゴルフ日本シリーズJTカップ]()」では、尾崎将司にプレーオフで勝利している。06年から11年にかけて151試合連続出場の記録を持つ鉄人。16年には史上9人目の生涯獲得賞金10億円を突破した。
18年は体調不良から18年間守っていた賞金シードを手放すが、翌19年の「中日クラウンズ」で2年ぶりの12勝目を挙げ、令和初の男子トーナメント優勝者として名を刻んでいる。
最年長賞金シード選手として戦う今季も、優勝争いを演じている。6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2022」では、単独首位で最終日を迎え通算13勝目に迫ったが、結果は2打差の3位に。試合後は、終盤に入ったと思ったパットが届いていなかったことを振り返り、「感覚がずれているのがショック。もう潮時かな」と、ため息混じりに話した。だが同時に試合のない7月には、秋以降の大会で回ったことないコースを下見する予定だと話し、今季の目標達成へ、やる気満々の一面も見せている。来月8日に開幕する「コマツオープン」でシニアツアーデビューを果たす予定だ。
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